臨床栄養のオキテ– category –

坂総合病院NSTで実践している栄養管理の基本を掲載します。医療現場の新人のかたがたの理解の助けになれば幸いです。
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PICCにまつわるエトセトラ
PICCを始める前に…その1|皮膚へ正しい緊張のかけかた 坂総合病院外科では、東日本大震災後ぐらいの時期から、中心静脈栄養が必要な患者さんに対しほぼ全例PICCを使用しています。尺側正中皮静脈を穿刺することが多いです。まれに静脈炎や静脈血栓症が起こ... -
褥瘡と栄養|part 2 各論
治癒過程と必要栄養素 褥瘡治療中の各時期において強化すべき栄養素のタイミング 前回のあらすじでは、ガイドライン上、エネルギー、タンパクの強化、ビタミンや微量元素も忘れずに、ということでした。必要な栄養投与量は計算上、以下のように示されてい... -
褥瘡と栄養|part 1 総論
はじめに NSTのライバル、褥瘡回診チーム 坂総合病院の褥瘡回診チームは週1回総回診し、院内の褥瘡患者さんの治療に介入しています。褥瘡治療には栄養療法が大事なので、複数のスタッフが褥瘡委員会とNST委員会を掛け持って活躍しています。 褥瘡回診チー... -
摂食・嚥下障害|part 2 嚥下評価法
では、坂総合病院で行っている摂食・嚥下評価の実際の流れを見てみましょう。 坂総合病院 摂食・嚥下評価・訓練の手順 嚥下評価開始基準 坂総合病院では… 坂総合病院 嚥下評価開始基準 訓練を始める前から発熱があると、訓練によって発熱したのか判断が... -
摂食・嚥下障害|part 1 摂食・嚥下機能の基礎知識
摂食・嚥下機能に関する解剖を復習しましょう! 言語聴覚士(ST)が訓練の際に特に注意して評価している部位は、声帯、声門、喉頭蓋谷、梨状陥凹です。ベッドサイドでは、声の質の評価が大事です。「嚥下した後に話しかけてガラガラ声になっていないか(湿... -
嚥下訓練中のかたにはどんな食事オーダーを出すべき?|坂総合病院の場合
嚥下調整食とは これまで、病院や施設の食事は統一された名称がなく、施設のかたが入院した際や、病院を退院して新たに施設入所する際に、どんな食事を食べていたのかがお互い伝わりにくい状況にありました。 そこで、「日本摂食嚥下リハビリテーション学...