おかげさまで無事に最終回が終了しました。受講生のかたがた、スタッフのみなさま、おつかれさまでした。
昨年までは学会の指示で、各受講生に1名ずつ、実地修練期間中にちょうど入院している患者さんを割り当て、規定の書式で症例報告書を各々作成して頂く義務がありました。私たちのプログラムでは最終日の午後に、リラックスした雰囲気でお茶のみしつつ、一人ずつ症例報告書の内容を発表して頂いておりました。
今年からは、学会が各施設の実地修練プログラムを審査する方式に変化し、症例報告書の提出が不要になりました。そうすると、講義と実習のみのプログラムもアリですが、私たちとしては、全員で交流できる発表会があったほうが望ましいと思いました。そこで、個人で何かを作成するのではなく、数名で小さなチームを結成して、1チーム1症例のNST活動（スクリーニングやアセスメント、プランニング、モニタリング、再プランニング）を模擬的に行い、学習したことを織り込みながら発表やディスカッションを行う発表会を企画しました。
「模擬NST活動報告」は今回初めての試みであり、私たち運営側の説明も手探りな感じで、各チームのかたがたは発表としてまとめ上げるのが大変だったと思います。しかし、そこはさすが、成人の学習者集団ですね！私たちが言語化しにくかった意図をくみ取って頂き、期待以上の発表会になりました。ありがたかったです。
NST委員長最後に受講生のかたがたからひと言ずつ頂き、様々な金言・格言がありました。後日改めてご紹介いたします！
